ルールのお勉強【種類別と状況起因処理】
2011年11月12日 MTG コメント (4)種類別のことを考えてて、ふと思ったこと。
優先権、状況起因処理との複合問題。
戦場にあなたのコントロールするハールーン・ミノタウルス(2/3ヴァニラ)が出ています。
対戦相手がこれに名も無き転置(+3/-3修正)を唱えてきました。
あなたはハールーン・ミノタウルスを失いたくないので、スタックで回れ右(パワー・タフネス入れ替え)を唱えました。
結果、どうなるか?
まずは回れ右が解決されて、ミノタウルスは3/2になる。
次に名も無き転置を解決。回れ右は7e、名も無き転置の修正を与える効果は7c。
よってまずは名も無き転置の方から適用される。
つまり、+3/-3修正されてからパワー・タフネスがひっくり返るから、0/5になる!!
…ちょっと待てよ?
先に名も無き転置が適用されるってことは、その段階ではミノタウルスは5/0。
ミノタウルス、死ぬんじゃないの!?
クリーチャーのタフネスが0である時、それが墓地に送られるのは状況起因処理によるもの。
これは優先権を得る時に処理するものであり、呪文解決中にはチェックされない。
「ミノタウルス、死ぬんじゃないの!?」と思う瞬間はまさに名も無き転置の解決中。
よってここでは状況起因処理が発生しない。
結果、ミノタウルスは0/5となり生存する。
ってことでオーケー?
何年もMTGやってるのに、わかってないことが多すぎて泣けてきた…orz
コメント
今回の状況だと、修整は1つ1つの計算結果ごとじゃなくて、全部計算し終えてからの
結果値を見ればいいので……
そうじゃないと《野蛮の怒り》とか、いきなり死んじゃう(8/0トランプル)
ルール的なものはMTG Wikiなどにわかりやすく説明が載ってますぜ。
状況起因に関して
tp://mjmj.info/data/CompRules_j.html#r704
種類別に関して
tp://mjmj.info/data/CompRules_j.html#r613
それと、種類別の項目にはパワーの入れ替えと修正の例に関してもちゃんと書いてあるからそっちも転載するとこんな感じ
例:1/3クリーチャーが効果によって+0/+1の修整を受けているとき、他の効果がそのクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える場合、結果のパワーとタフネスは4/1になる。この「入れ替え」効果の適用後に、他の効果によって+5/+0の修整を受ける場合、「入れ替え前」の値は6/4となり、実際の値は4/6になる。
こんな感じで呪文の解決終了時には既にパワー・タフネスの修正と入れ替えが終わっててその後に状況起因によってそのクリーチャーが墓地に行くか否かを判定しますよ
そう言われると、すごく簡単!
丹依悠。さん>
主にWikiを読んで勉強してるのですが、丁寧に書かれている分、かえってわかりづらく感じる部分がちょくちょくあるんですよね…
学生時代に教科書とにらめっこしてたのを思い出す…w
野蛮の怒りはわかりやすい例ですね!回答ありがとうございます!
ヴェントさん>
やはり入れ替え効果はそのあとから受けた修正もひっくり返すんですね。
状況起因のタイミングも再確認できました!
回答&わかりやすいサイトの情報をありがとうございました!!