ルールのお勉強【タイムスタンプ】
ルールのお勉強【タイムスタンプ】
ルールのお勉強【タイムスタンプ】
たぶんわかってる…と思う…w


『理解してると断言できない』

『初心者に説明?たぶんできない』


おいらにとってそんなルールである「タイムスタンプ」を勉強しますw


タイムスタンプとは、同一の種類別・種類細別において継続的効果の適用順を決定する際に用いられるルールです。
こう書くとなんだか難しそうだけど、つまりこーゆーこと。

『戦場に畏敬の神格(他のすべてのクリーチャーを1/1にするクリーチャー)が出ています。ヴェリズ・ヴェルの翼(クリーチャー1体を4/4にするインスタント)の対象となっていたクリーチャーのパワー・タフネスはいくつ?』

1つのオブジェクトが複数の同一の種類別の能力の影響を受けると、こういったときに混乱することになります。
種類別の7cと7d、7eはそんなに意識しなくても大丈夫そうな気がするけど、他はすべてかなり大事なことですね。

タイムスタンプとは、一言で言うと『後だし有利』というルールです。『上書き』という言葉のほうがわかりやすいかも。
オブジェクトのタイムスタンプは基本的に現在存在している領域に入った時。
例外として、オーラや装備品、城砦は、他のオブジェクトやプレイヤーについたときにタイムスタンプを得る。
次元カードや計略カードは表向きになった時。
ヴァンガード・カードはゲーム開始時。

先ほどの畏敬の神格とヴェリズ・ヴェルの翼の例で考えてみます。
これは問題として考えると情報不足。ヴェリズ・ヴェルの翼が解決された時に畏敬の神格が出ていたのかどうかが大事な点になります。


・ヴェリズ・ヴェルの翼が解決されたあとで畏敬の神格が出された場合

被覆とかなけりゃなんでもいいんですが、ヴェリズ・ヴェルの翼の対象は灰色熊ちゃんにしときましょうw
まず、ヴェリズ・ヴェルの翼の能力を解決、熊ちゃんが4/4になります。(この時点でヴェリズ・ヴェルの翼はタイムスタンプを得ます。)
続いて畏敬の神格登場。4/4になってた熊ちゃんですが、畏敬の神格によって上書きされ、1/1となります。


・畏敬の神格がすでに出ている時にヴェリズ・ヴェルの翼が解決された場合

さっきとは逆に、畏敬の神格で1/1になってる熊ちゃんがヴェリズ・ヴェルの翼で上書きされ、4/4となります。


今回はパワー・タフネスを特定の値に変更する、7bの例にしてみたけど、他も一緒ですね。後だし有利!!

後だし有利ってことは知ってたけど、「同一の種類別・種類細別においての適用順」のルールであるってのは、前回種類別を勉強してた分、理解が深まりました。

あと、勉強しながらネットを徘徊してて、「謙虚がある時にミシュランを起動すると…」ってのを改めて読んだ。
謙虚がジャッジ泣かせってのはよく聞くし、この問題を見るのも初めてじゃないけど、流し読みしてただけだったからなぁ…うん、ようやく理解したwww
おいら、ミシュランの能力は全部、第4種だと思ってたよw
クリーチャーになったときのパワー・タフネスに関する文章は7bなのね…ちゃんと覚えておこう…

ルールのお勉強【種類別と状況起因処理】
ルールのお勉強【種類別と状況起因処理】
ルールのお勉強【種類別と状況起因処理】

種類別のことを考えてて、ふと思ったこと。
優先権、状況起因処理との複合問題。


戦場にあなたのコントロールするハールーン・ミノタウルス(2/3ヴァニラ)が出ています。
対戦相手がこれに名も無き転置(+3/-3修正)を唱えてきました。
あなたはハールーン・ミノタウルスを失いたくないので、スタックで回れ右(パワー・タフネス入れ替え)を唱えました。
結果、どうなるか?



まずは回れ右が解決されて、ミノタウルスは3/2になる。
次に名も無き転置を解決。回れ右は7e、名も無き転置の修正を与える効果は7c。
よってまずは名も無き転置の方から適用される。
つまり、+3/-3修正されてからパワー・タフネスがひっくり返るから、0/5になる!!

…ちょっと待てよ?

先に名も無き転置が適用されるってことは、その段階ではミノタウルスは5/0。
ミノタウルス、死ぬんじゃないの!?

クリーチャーのタフネスが0である時、それが墓地に送られるのは状況起因処理によるもの。
これは優先権を得る時に処理するものであり、呪文解決中にはチェックされない。
「ミノタウルス、死ぬんじゃないの!?」と思う瞬間はまさに名も無き転置の解決中。
よってここでは状況起因処理が発生しない。

結果、ミノタウルスは0/5となり生存する。



ってことでオーケー?
何年もMTGやってるのに、わかってないことが多すぎて泣けてきた…orz

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